今回のテーマは、「プレゼンテーション」の意味に注目します!
よく商品を顧客や社内で説明する時に「プレゼンテーション」という言葉を聞きませんか?しかし、よく使われる言葉ですが、あなたの使い方は間違っていませんか?では「プレゼンテーション」の意味はどういうものなのでしょうか、見てみましょう。
以下でご紹介しますので、ぜひご参考にしてください!
この記事の目次
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「プレゼンテーション」の基本的な意味と定義
「プレゼンテーション(英語でPresentation)」の定義は、「(誰かに何かを)紹介する/提示する」ことです。ここでポイントなのは、誰かと何かを競争することではありません。あくまでも、「紹介」「提示」することです。意味はそのまま「紹介する」「提示する」と覚えてください。ちなみにpresentationは名詞、presentが動詞です。
では、例をいくつか挙げてみましょう。
名詞(presentation)
We made a new product presentation to our clients yesterday.
(昨日、私たちは顧客に新製品を紹介しました。)
動詞(present)
The movie production company will present their new movie to the public this weekend.
(今週末、その映画会社は、新作をおおやけに紹介するでしょう。)
「プレゼンテーション」は友達同士の会話よりも、フォーマルな場面でよく使われます。
日本語の「プレゼンテーション」英語では何という?
「プレゼンテーション」の音の響きは、日本と英語圏でだいたい同じです。そのため英語での発音そのものは、日本人にもあまり難しくありません。ただし、アメリカ英語とイギリス英語では若干違います。
では、それぞれの発音のコツをみてみましょう。
アメリカ英語
発音記号はprìːzentéɪʃənとなり、プレゼンテーションの「テ」の部分にアクセントを置きます。実際、「レ」の発音は「リ」に近いです。
イギリス英語
アメリカ英語では「テ」のアクセントを置きますが、イギリス英語では「プレ」にアクセントを置きます。また、「レ」の発音はアメリカ英語と同様に「リ」に近い音です。
日本人の「プレゼンテーション」の発音はカタカナ発音ですが、海外でもだいたい通じます。ネットの単語検索でネイティブスピーカーの発音を数回聞くだけで、発音の感覚はつかめるでしょう。
「プレゼンテーション」の語源は?
「プレゼンテーション」の語源は、スペルのpresentationを分解するとわかりやすいです。
pre
接頭辞です。preの意味は、何かを前もってやっておく意味になります。Preがついた単語はpreposition、preparation、preference、prescription、preventなどがあります。これはあらかじめ何かをしておく意味につながっています。
sent
sendの過去形もしくは過去分詞形です。Sendは(何かを誰かに)送る意味です。
tion
接尾辞です。単語の状態や動作を表します。ここでは「あらかじめ(何かを誰かに)送る」という動作を表しています。
それぞれの意味をつなげれば、プレゼンテーションが何を意味しているのか、よくわかってくると思います。
「プレゼンテーション」と「発表」の違いは?
どちらも「何かを誰かに伝える」という意味合いは同じです。どちらもほぼ同じ意味合いですが、使われる場所は辞若干変わってきます。では、どう使われるのか見てみましょう!
プレゼンテーション
主に、仕事上や学校の研究発表などで使われることが多いです。仕事では、多くの社員で作り上げた新商品や新企画を社内や社外へ紹介する時に使われます。どちらかというと、おおやけに対して、ある程度時間をかけて作り上げたものを紹介する時の言葉です。
プレゼンテーションという言葉を使う時の目的
・比較的規模が大きい事/物の紹介
・比較的大勢で企画や商品をつくり上げている
発表
仕事上でも学校でもよく使われますが、プレゼンテーションよりは少し規模が小さい物事を大勢もしくは少数の人に紹介するというイメージでいいでしょう。プレゼンテーションと比べると、新商品や新企画のアイデアを出してからそれらを紹介するまでの時間は短いです。また、個人の意見を伝えるときや、少数グループでの個人の意見を言いたい時などにも使います。
例外として、ピアノの発表会などは練習を積み重ね、時間をかけた成果をみせるものですが、これはプレゼンテーションではありません。これは個人の結果を披露することです。
発表という言葉を使う時の目的は
・少し規模が小さい物事を伝えるとき
・個人的な意見を伝えたいとき
・少人数の意見をまとめて伝えるとき
どちらも「何かを伝える」という基本的な意味は変わりません。そのため、もし使い方を間違えてしまっても、それほど問題はありません。
「プレゼンテーション」の コツとは?
仕事の新商品説明などで行う「プレゼンテーション」はどうすれば上手くいくのでしょう。では、うまくするコツを見てみましょう。
プレゼンテーションに必要な物・人
・発表者
・スライド(パワーポイントなど)
・新商品の実物(ものがあればの場合)
スライドの作り方
・文字は小さすぎない
・スライド1枚にアピールポイント1つ
・文章を長く書かない
・色は3色くらいで統一するのが見やすい
話し方
・ある程度ゆっくり、はっきりと話す
・早口にならない
・小声にならない
プレゼンテーションをする前には、自分の作成スライドが見やすいかどうかをきちんと確認しましょう。また発表者の人数は、スライドの説明が長くなる時は二人で行うのもいいです。スライドの説明では、たいてい多くの発表者が緊張します。本番で成功するためにも、練習は十分にしておきましょう。
「プレゼンテーション」の 構成は?
説明の流れを簡単に言うと、「導入 → 商品説明 → 他社もしくは既存製品との比較」です。それぞれの説明に、さらに詳しい情報を加えていくことでボリュームアップできます。
説明の順序
1.新商品を開発するまでの経緯
・なぜ開発したのか?
・どのようなユーザーが必要としているのか
2.新商品の説明
・サイズ、重さ、使用継続時間、色、など商品についての概要
・写真もしくは実物を付け加える
3.新商品を使う事の利点
・他社もしくは自社の既存製品との比較
・メリット
(デメリットは聞かれたときに答えられるように準備しておくといいでしょう。)
上記は基本的な流れですが、実際にプレゼンテーションをする人のやりやすいように順序を入れ替えても大丈夫です。
「プレゼンテーション」の 目的とは?
プレゼンテーションをする目的は、自分もしくは社内で新商品・新企画などを顧客や新規ユーザーにアピールしたいときです。
目的
・顧客へ新商品や新企画の紹介や提案として
・新規ユーザーへ商品やサービスの提案として
主な目的は、とにかく「(特に)新商品・新企画」を提案・提示することです。
おわりに
「プレゼンテーション」の意味や使い方は、いかがでしたでしょうか?
プレゼンテーションはカタカナ言葉でよく耳にする言葉です。「(何かを誰かに)伝える」という基本的な意味さえ押さえておけば、いろいろな場面で使える言葉です。
ぜひ仕事や学校、日常生活でも使える機会があるときは、どんどん使って自分のものにしましょう!
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